億劫な気持ち

荷川取佳樹

2016年11月14日 10:01

最近...
自分の中で
味わっていることがある。

億劫な気持ちが
常にあるということ。


歳を取ったり
経験することが増えると

「あれは、いいや」
「これも、いらない」
「分かっているから大丈夫」
「好きじゃないから」

そうやって
いつの間にか
自分の可能性を狭めていくんだよね。

分かりもしないのに
その億劫な気持ちが
フィルターとなり
仕分けに入る。

少しずつ
少しずつだけど
進んでみることにした。

分からないことに
好奇心を持つようにした。

きっかけは
富士山登頂かもしれない。
あの時間が
今になって
自分のフィルターの無意味さを
教えてくれる。

億劫という言葉
そもそも仏教の言葉らしい。

億は
数の単位。

劫は
宇宙の一生の時間。
とてつもなく
長い時間なのです。

何事にも億劫がっていると
ますます年をとってしまう。
面倒なことでも時間をかければ
成し遂げることができる
そんなメッセージがあるらしいです。

今でも
億劫な気持ちはあるんだけど
それを感じながら
自分に許可している。

色んな景色を見て
自分の中にある楽しさを
追求していけたらいいなって思う。


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